歯科衛生士の離職の理由
歯科医院でよく抱える悩みの1つ。歯科衛生士の離職。求人を出しても、なかなか働きたい人が来ない。新しい人が入ったと思うとすぐに、やめてしまったり、ということはないでしょうか?
歯科衛生士の離職理由の第3位には、職場の人間関係
歯科医療振興財団の事業報告によると、2019年2月時点の歯科衛生士名簿登録者数は28万3,032人。
歯科衛生士の資格を持ちながら、未就業もしくは歯科から離れている人が約15万人も存在している。離職理由3位となっている人間関係は5年前に比べると、2.3%から7.7%と大きく増加している。
多くの歯科衛生士は、職場の人間関係が原因で離職しているということになりますね。
離職率低下のためにできること
離職の理由が人間関係にあるということは、この問題となっている人間関係を改善することにより、離職率が低下すると言えます。
院長とスタッフの関係、スタッフ同士の関係、患者様との関係。たくさんの人間関係がありますが、ここに目を向けて、より良い人間関係を構築することが離職率の低下を実現するのです。普段、あなたは職場でどのような関わり方をしているでしょうか? 経営者でもあり、治療者でもある院長先生はなかなかお時間が取れないと思われるかもしれませんが、実は一番時間をかけるべきことなのかも知れませんね。
離職率低下は業績アップに繋がる??
職場内のより良い人間関係の構築が、離職率の低下を実現し、歯科衛生士が自分らしくいきいきと働く環境を提供できることで、ヤル気やモチベーションアップに繋がり、歯科衛生士のスキルが上がったり、患者様の信頼関係が構築されたり、チーム力がアップしていく。長い目でみると、医院収入のアップに繋がると言えます。
選択理論心理学では、より良い人間関係を構築するための技術を身につけることができます。選択理論心理学を活用した経営で、働く人が幸せでいる組織作りに力を入れ、より良い人間関係の構築を目指します。職場での人間関係がチーム力をアップし、業績アップに繋がっていけば素敵ですよね。