★うちら、選択理論でこんなに良くなりましてん★
ー各分野での選択理論の活用方法ー
大阪の7名の選択理論心理士によるプレゼン発表。
選択理論の知識を各分野で実践してきたことで、どの様な効果や成果が出ているのか実体験に基づいたお話をさせて頂きます。
知識を得ても、活用方法がわからない方や、選択理論を学ぶと得られる効果にご興味がある方には、とても良い機会です。親子関係、夫婦関係、マネジメント、教育、メンタルヘルスなど幅広い分野で適応される選択理論。大阪からも選択理論が広まり、幸せな人が増えることを願っています。
日時:2020年2月11日(火・祝)10:30~16:30(受付開始 10:00)
内容:午前:プレゼン発表(選択理論心理士:梅澤由起、大西敦子、近藤理紗、平井統基、松尾毅、山中晶子、長田卓央)
午後:ロールプレイ研修(講師:田畑雅紀WGI認定シニアインストラクター)
参加費:5,000円(当日受付でお支払いください)
会場:中央会館(大阪府大阪市中央区島之内2-12-31
申込み:こくちーず
問合せ先 日本選択理論心理学会 大阪支部 近藤理紗
TEL:080-1447-4190
E-mail : lisaaaaa8☆gmail.com(☆を@に変換してください)
資格更新ポイントⅠ群1Pが付与されます(当日、参加証明書をお渡しいたします)。
より良い人間関係を築くための選択理論心理学とは
リアリテイセラピーは、人は外側の刺激によって反応するのではなく、内側から動機づけられて行動を選択するという選択理論心理学を基盤としたカウンセリングの一手法である。選択理論の提唱者ウィリアム・グラッサー博士は、「選択理論」と命名する前は「コントロール理論」と呼んでおり、ウィリアム・パワーズから学んだと言っている。
認知心理学の範疇に入るこうした理論は、コンピューターの誕生と同時期であり、情報を処理し、活用するためには、入力、保存、検索という段階がある。選択理論のカラーチャートと通称呼ばれている教材は、まさにこうした段階を図示したものである。
選択理論によると、人は外側の刺激によって動機づけられると考えずに、人は内側から動機づけられるとする。内側から動機づけるものを「基本的欲求」と呼び、5つあるとしている。「生存」、「愛・所属」、「力」、「自由」、「楽しみ」という5つの欲求である。こうした欲求を満たすためには、物、人、信条がからんでくる。愛の欲求を満たすためには愛する人が必要である。この愛する人が入っている脳のなかの特定の場所を「上質世界」と呼ぶ。人それぞれの上質世界の中身は異なるものだという認識は、人間関係で重要である。自分の上質世界にあるものを相手に押しつけようとするところから、人間関係に問題が起こる。私たちの脳の働きは、自分の上質世界にあるものを得ようとして、特定の行動を促す仕組みになっている。コーヒーの味を自分の好みの味にするために砂糖やミルクを入れる行動がそれである。グラッサー博士は行動には4つの要素があるとして、それを「行為」、「思考」、「感情」、「生理反応」として、行動を全体としてとらえ、「全行動」と呼んでいる。グラッサー博士の貢献のなかでも筆頭にあげられるほど、この「全行動」は重要な概念である。全行動が納められる場所を行動のシステムと呼び、ここから創造性が産み出されるのである。グラッサー博士は、すべての人が創造的要素を持っているとしている。選択理論を身につけた人がカウンセリングをすると、それはリアリティセラピーと同じものになる。発達段階的にはリアリティセラピーが存在しており、後で理論として選択理論が紹介されるようになった。選択理論の登場によって、グラッサー博士の守備範囲は拡大したと言える。
リアリテイセラピーが他の療法と大きく違う点は、過去ではなく現在に焦点を合わせ、より良い将来を選択するお手伝いをすることにある。選択理論は、人が幸せな人生を送ろうとするなら、 過去がどんなものであろうとも、今を生き、今の情況で計画しなければならないことを教えている。リアリテイセラピーの実践にあたっては、 温かい信頼できる関係をクライエントと築き、クライエントの望んでいるものと、現在選択している行動を自己評価していただく。この自己評価に基づいて、達成しやすい願望(上質世界にあるもの)を手に入れる方法を共に考える。
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