行動が変わる時
行動が変わる時って、どんな時なのかを、考えたことはありますか?
あなたが求めているもの(上質世界)と現実に手に入れているものが違っている時なんですね。選択理論心理学では、比較の場とよんでいます。
上の比較の場の天秤は傾いています。あなたが求めているもの(上質世界)が手に入っていない状況です。
この状態になると人は上質世界を手に入れたくて行動をします。
下の天秤はほぼ釣り合っています。これは、上質世界を手に入れるために何か行動をした結果、現実に手に入れた状態です。
この状態だととっても気分が良いんですね。
これは、上質世界を手に入れたことで、基本的欲求が満たされるからなんですね。基本的欲求が満たされることを選択理論では幸せと定義付けています。
この天秤は頭の中に無数に存在しています。上質世界の数だけ存在すると言われています。
なかなか、モチベーションが続かない時、やる気が出ない時はもしかするとこの上質世界が明確ではなかったり、現実で自分が手に入れていることを把握していない可能性があるかもしれません。比較の場の天秤が傾いていないんですね。
人の行動変容は自己評価から
人の行動変容は自己評価から生まれます。
他人を行動させようとしても、自分自身が行動しようとしない限りは行動しません。無理矢理行動させようとすると人間関係を破壊します。上司と部下の関係性に多いですね。院長が無理矢理行動させようとスタッフに働きかけると、立場が弱いスタッフは最初は言うことを聞くかもしれません。しかし、無理矢理強制が続くと長い目で見ると、どうなるでしょうか?
スタッフのモチベーションをあげようと、無理矢理働きかけることは、人間関係に影響を与えてしまう可能性があります。
相手のため、良かれと思ってのことが、悪い方向に向かってしまうかもしれません。
相手の本当に望んでいることを聞き出し、そして現実と比較してみる。
望んでいることのイメージが強ければ強いほど、行動変容に繋がっていきます。
この比較の場を理解すると良い方向に向かうかもしれませんね。
選択理論心理学を取り入れ,働く人が幸せでいる組織作り始めてみませんか?